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NOBO Sketch淡彩・水彩画Gallery


千木良宣行展 「わが武蔵野」を見る

  1. 2017/10/18(水) 19:48:39_
  2. 美術館・ギャラリー
  3. _ comment:0
むさしの4
千木良宣行展 「わが武蔵野」


千木良宣行さんの個展「わが武蔵野」を初日に見てきました


むさしの2


いつものことながら毎年2回程度の個展をしていることに驚きます                       


むさしの6


武蔵野の風景をあたたかい目で見つめる作者の息づかいを感じます                           



「花見ごろ」「寒に入る武蔵野」「武蔵野の春」「天馬の広場」などをはじめとして

充実した作品が並びます


小品ではありますが                              

「初雪の武蔵野」「光の春」「朝の武蔵野」「武蔵野の秋」など

印象に残る作品はいくつもあります



むさしの3




「朝の武蔵野」という3号の作品は画面の7割程度が                

武蔵野の赤い大地をおだやかに表現しています


むさしの1





若い頃読んだ国木田独歩の「武蔵野」が思い浮かびました。


次の一節は私の好きな文章です


武蔵野に散歩する人は、道に迷うことを苦にしてはならない。どの路でも足の向くほうへゆけばかならずそこに見るべく、聞くべく、感ずべき獲物がある。武蔵野の美はただその縦横に通ずる数千条の路を当あてもなく歩くことによって始めて獲えられる。春、夏、秋、冬、朝、昼、夕、夜、月にも、雪にも、風にも、霧にも、霜にも、雨にも、時雨にも、ただこの路をぶらぶら歩いて思いつきしだいに右し左すれば随処ずいしょに吾らを満足さするものがある。これがじつにまた、武蔵野第一の特色だろうと自分はしみじみ感じている。武蔵野を除いて日本にこのような処がどこにあるか。北海道の原野にはむろんのこと、奈須野にもない、そのほかどこにあるか。林と野とがかくもよく入り乱れて、生活と自然とがこのように密接している処がどこにあるか。じつに武蔵野にかかる特殊の路のあるのはこのゆえである。(国木田独歩「武蔵野」から)


個展会場に展示された千木良さんの作品から伝わってくるのは   

武蔵野への愛着、愛情のように感じました



むさしの5
    50号の「木漏れ日」の前で  


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埼玉県川越市                   

身近な風景をスケッチや水彩画で描いています。

                 


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