若槻紘志作品展「和の文化」素描展を見る

  1. 2017/10/28(土) 17:41:54_
  2. 美術館・ギャラリー
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若槻展7
毎月の新日美埼玉西支部勉強会で会員の作品を精力的に指導している

若槻紘志さんの個展を見てきました。




若槻展5
「日本画の作品と手描きのポストカード」                             


若槻さんは日本画の先生ですが、水彩、油彩、

パステルその他全般にわたり

かゆいところに手がとどく的確な指導で人気があります。

私も毎月の合評会でその時々の水彩画を見てもらっていますが

作品制作に行き詰まっているときや仕上がった作品で                

自分で気がつかないでいたところを教えられることが多く、             

たいへん勉強になり、毎月指導がいただけることに感謝しています。



若槻展1
麻紙に顔彩で描いた原宿風景や川越の街並みなど                  

独特のやわらかい色調の美しさを味わうことができます。


川越の街並みを描いた作品からは今まで見たことのないアングルからの表現               

独自の視点に感心させられ、新しい発見をすることができます。


「作品を見る人がいろいろ想像できる、考えることができることが大切だ」      

という話を以前若槻さんから聞いたことがあります。

だから今回の「原宿駅舎」や「原宿NOW」の人物も何人かに               

色をつけてないのだと理解しています。

すべての人物に色がついていたら                         

全部説明されてしまうのでおもしろみのない絵になってしまいます。         

人物だけでなく、他の作品でも想像できる楽しみを作品の中から           

見つけることも今回の個展の鑑賞の楽しみです。



若槻展2

よくわからないところがあるというのは                      

絵にとって大事なことなのだと自分にも言い聞かせていますが

主題になる部分がしっかりとよく描けていなければ、それはむずかしいことなのだとも思います。




若槻展6

なんといっても人物のうまさが卓越しています。

毎月の勉強会ではモデルさんを一緒に描いていますが

モデルさんのその人でなくてはならない顔の特徴をつかみ

かわいいキュートなお姉さんに描き上げていくのでいつもホントに感心するばかりです。

今回もそんな美しいモデルさんの作品が展示されています。




若槻展3

その他、都内のデパートで定期的に展示会を開催されている

「小さい額の絵」など、一つ一つの作品がユーモラスで               

小さい額をたくさん集めていることにも感心します。     




若槻展4
巨体が真ん中にいて見苦しいのですが
左が若槻紘志さん、右はギャラリーアールプラスのオーナー永堀宣子さん、中央は私です


「若槻紘志作品展『和の文化』素描展」は川越 ギャラリー アールプラス で 10月31日(火)まで
川越市連雀町15-8 ℡080-2016-1991



若槻展8


「 コミネモミジ」のスケッチ

  1. 2017/10/24(火) 23:21:06_
  2. スケッチ
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コミネモミジ
「 コミネモミジ」のスケッチ    4号


秩父の美術館の帰りに札所八番「西善寺」の

コミネモミジのスケッチをしてきました

樹齢約600年、 幹回り 3.8メートルでいつ見ても見応えがあります。  

少し色づいてきているかなという印象ですが

大木をスケッチし 色で表現するのは                        

むずかしいということを痛感するひとときとなりました







i涅槃図

すでに終わっていますが、東京都美術館の

ボストン美術館至宝展で見た英一蝶の涅槃図は印象に残りました

涅槃に入る釈迦と悲しみにくれる菩薩、羅漢、動物たちを                 

大画面に描いていて、一蝶の力の入りようが伝わってきます             

画面下のほうの動物たちの悲しむ様子が印象的です

千木良宣行展 「わが武蔵野」を見る

  1. 2017/10/18(水) 19:48:39_
  2. 美術館・ギャラリー
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むさしの4
千木良宣行展 「わが武蔵野」


いつも西支部勉強会で会員の作品を精力的に指導している

千木良宣行さんの個展「わが武蔵野」を初日に見てきました

武蔵野をテーマに描いた油彩・水彩の作品がまとめて見られる              

見応えのある個展になっています        



むさしの2


いつものことながら毎年2回程度の個展をしていることにまず驚くのですが                       

そのエネルギー、絵に真剣に向かう姿勢に感嘆しています

今回も「武蔵野」という大地に本気でむかい                    

深い愛情をもって描いている姿が作品を通して伝わってきます


むさしの6


どの作品も武蔵野の風景をあたたかい目で                           

見つめていて、作者の息づかいを感じます

「花見ごろ」「寒に入る武蔵野」「武蔵野の春」「天馬の広場」などをはじめとして

充実した作品が並びます

小品ではありますが                              

「初雪の武蔵野」「光の春」「朝の武蔵野」「武蔵野の秋」など

印象に残る作品はいくつもあります



むさしの3




「朝の武蔵野」という3号の作品は画面の7割程度が                

武蔵野の赤い大地をおだやかに表現していて

3号とは思えない大きさと存在感を伝えています


むさしの1


この個展を見ていると若い頃読んだ国木田独歩の「武蔵野」をもう一度読みたくなります

次の一節は私の好きな文章です



武蔵野に散歩する人は、道に迷うことを苦にしてはならない。どの路でも足の向くほうへゆけばかならずそこに見るべく、聞くべく、感ずべき獲物がある。武蔵野の美はただその縦横に通ずる数千条の路を当あてもなく歩くことによって始めて獲えられる。春、夏、秋、冬、朝、昼、夕、夜、月にも、雪にも、風にも、霧にも、霜にも、雨にも、時雨にも、ただこの路をぶらぶら歩いて思いつきしだいに右し左すれば随処ずいしょに吾らを満足さするものがある。これがじつにまた、武蔵野第一の特色だろうと自分はしみじみ感じている。武蔵野を除いて日本にこのような処がどこにあるか。北海道の原野にはむろんのこと、奈須野にもない、そのほかどこにあるか。林と野とがかくもよく入り乱れて、生活と自然とがこのように密接している処がどこにあるか。じつに武蔵野にかかる特殊の路のあるのはこのゆえである。(国木田独歩「武蔵野」から)


個展会場に展示された千木良さんの作品から伝わってくるのは   

私には欠けているものばかりでありますが

絵に向かう厳しいまでの覚悟とあたたかさ

武蔵野への愛着と謙虚な姿勢、愛情のように感じました



むさしの5
    50号の「木漏れ日」の前で  右が千木良宣行さん 左は私です



千木良宣行展 「わが武蔵野」は「ギャラリー風画」で10月29日まで
(月・火休廊)10:30~18:00
さいたま市西区内野本郷971-6
℡ 048-625-0521

子ども作品展への招待出品

  1. 2017/10/07(土) 20:13:39_
  2. 美術館・ギャラリー
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子ども作品展1

最後に勤務した職場のあった地域で組織する「子どもサポート委員会」から              

今年も「子ども作品展」への招待をいただきました

この作品展も今年でもう10年続けてきたことになります

過ぎてみればあっという間の10年ですが

毎年5,6点の作品を地域の子どもたちの作品と一緒に展示することができ

私にとっては貴重な作品展の一つとなっています


会場に搬入に行くと 展示スペースとしてパネル3枚分が用意していただいてあり

用意していった6点がちょうどうまく展示できる壁面スペースでした


展示されている小、中学生、養護学校の生徒の作品はどれもすばらしいものばかりで

作品から伝わってくる意欲、表現の喜び、いっしょうけんめいさに          

今年も子どもたちから大きな力をいただきました

表現の喜びというのは大人も子どもも変わらないものがあると感じるひとときです



子ども作品展2


その中に私の作品も展示させてもらいました



子ども作品展3




子ども作品展4




展示した6点の作品を一つずつ紹介します


子ども作品展6
「ひととき」      12号  

人物はむずかしいといつも感じています
それだけになんとかまとめることができたとき ほっとするものがあります




子ども作品展5
「スカイツリー建設工事中」       20号                                                      
今回展示する作品を考えていたときに、スカイツリー建設現場を描いたこの絵があることに気づき、                   子どもたちに見せるのにちようどいい資料になるかと思い展示してみました。                                 私にとってもとてもなつかしい一枚です




子ども作品展7
「ひまわり」      10号                                                                    
ひまわりには尽きることのない魅力がありますが、作品にするのはむずかいと描くたびに思います




子ども作品展9
「ドライフラワー」    10号                                                                
あじさいはドライフラワーになってもまた違う魅力を感じさせる素敵な花です




子ども作品展8
「秋の小川」       15号                                                               
ブログでは一度紹介している作品ですが水と秋の風景にはたまらない魅力を感じます



子ども作品展10
「野仏」        20号                                                                

こういう絵も描けるようになりたいと念じて描いてみましたがなかなかです






新日美展は終了しました

  1. 2017/10/06(金) 14:56:21_
  2. 新日美埼玉西支部
  3. _ comment:0
新日美展

東京都美術館の新日美展は終了しました

ご来場いただいた皆様ありがとうございました

埼玉西支部からは役員として大勢のみなさんに                   

交替で会場に来ていただきありがとうございました            



ギャラリートーク




ギャラリートークでは指導者のH先生から

私の作品についてもいろいろな角度からお話をいただきました。




渓谷
「渓谷の輝き」 50号



別の時間におこなわれた「指導講評」では                     

外部審査員のN先生から80号の作品について                             

「色の階調がコントロールされている」                    

「見えない色を拾い出して描いている」 という                  

色調や色の重なり合いについての感想をいただきました。


大滝
     「大滝」 80号


80号の作品にとりかかると                           

それなりの時間とエネルギーを使うことになりますが

しばらくは落ち着いた日々になりそうです

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プロフィール

S.sanpo

Author:S.sanpo
埼玉県川越市在住                   

スケッチや水彩画を楽しんでいます。どこにでもあるような普通の風景に魅力を感じます。気楽に感想を寄せていただけると幸いです。

                 


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